また、奈良育英からは山田真史主将が優秀選手に選出され、欧州に遠征する日本高校選抜の選考合宿に参加することになりました。頑張ってほしいです。
決勝2校が進出した理由
奈良育英が3回戦で敗れてからも準々決勝は埼玉スタジアム2〇〇2に、国立の準決勝、決勝も観戦に行きました。決勝に進出した市立船橋はFWにも走り負けないDF陣の堅守と、前線の激しいプレスからのショートカウンターが光っていました。一方の四日市中央工は流れるようなパスワークが魅力的でした。この2校に共通するのは、選手たちがピッチ上で自ら考えてプレーしている場面が多く見られたことです。創造性の高いプレーが多く、サッカーを楽しんでいる様子が伺えました。またチームカラーが縦に速いサッカーでも、パスを繋ぐサッカーでも状況によってプレースタイルを変えることができる。そういった2校が決勝に進出したのは必然だったかなと思います。
高校サッカーの多様性
1回戦から決勝まで、様々な「色」を持ったチームがありました。高校サッカーと言えば「縦に速いサッカー」というように見られることが多いですが、それでも奈良育英の「全員攻撃、全員守備」、県勢初のベスト4に進出した大分の「フリーマンサッカー」、優勝した市立船橋の「堅守とハイプレスからの速攻」と1つとして同じサッカーではありません。そして、「縦に速いサッカー」という1文では決して形容できないサッカーがそこには有りました。また、四日市中央工や市立西宮のようにしっかり繋ぐパスサッカーを鮮明に見せるチームも増えてきています。高校サッカーのスタイルが多様化していると言え、今後高円宮杯U-18プレミアリーグ、プリンスリーグも楽しみです。
印象に残った選手と奈良育英
個人的に印象に残った選手は、桐生第一の金田理央でした。奈良育英との3回戦では遠藤保仁かと思うようなプレーを見せました。しかし、準々決勝の尚志戦はその輝きを見せることができず敗退。ただ今後が非常に楽しみな選手でした。また、奈良育英の選手たちがこれからどのようなサッカー人生を歩むのか。できる限り見届けたいなと思います。
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